COLUMNコラム

忘年会

もう少しで忘年会の時期ですね。

会社で行う忘年会は、「福利厚生費」として経費計上が可能です。

ただし、以下のような条件を満たす必要があります。

■社員全員を招待する(会社の規模によっては部署ごとでも可。)

⇒社員都合の不参加であればOK。特定の社員のみの忘年会は給与とみなされる場合があり。また、不参加の社員に現金支給をすることはNGです。

■一人当たりの費用は一般常識的な範囲内であること

⇒一人当たり数万円など常識的な範囲を超える場合も給与とみなされる場合があり。

例えば忘年会でビンゴ大会を行い、景品が社員誰でも当たる可能性がある場合は、景品の費用も福利厚生費として処理できます。

自由参加の二次会については接待交際費として処理することが一般的です。(社員全員が参加の場合は福利厚生費で処理が可能)

社外の人を招いて忘年会を開催する場合は接待として交際費として処理が可能です。税務署に交際費の損金算入を否認されないために、領収書などに参加した人数と相手先の名称をメモしておく必要がありますのでお忘れなく。