COLUMNコラム

源泉所得税 

みなさんの給与から源泉所得税が天引きされているかと思います。この金額はどのように決められているかというと、国税庁の源泉徴収税額表をもとに算出します。この給与の額であればこの金額を天引きするというのが決まっています。ただし、この源泉徴収税額は仮の金額であり、年末に1月~12月の年間給料が確定した時に、所得税を正しい金額に調整するのが年末調整です。

実はちょっと多めに天引きされています。よって年末調整にてほとんどの方は還付となり、12月または1月の給料で多くとられすぎていた所得税が還付されるので、少し手取りが多く嬉しい気分になりますね。ただ、多くとられていた分が戻ってきただけであります。

年末調整で生命保険控除や地震保険控除、扶養控除等、申告漏れをしてしまうと還付される額も少なくなりますので、漏れのないように申告しましょう。

医療費控除、ふるさと納税(ワンストップ特例を除く)については年末調整では処理できませんので、確定申告をしなければいけません。ただ、医療費控除もふるさと納税の寄付金控除も確定申告自体は難しくないので簡単に自分でできると思います。今はネットで全て処理することが可能ですので是非ご自身でチャレンジしてみてください。難しそうと思うかもしれませんが、一回やってみたら意外と簡単にできると思います。

意外とふるさと納税もやっている方は多くありません。これも理由としてよくわからない、手続きが面倒そう というのが多いようですが、アマゾンや楽天でネットショッピングをするのと同じです。全く難しくないので、こちらも是非チャレンジしてください。住民税の納税額自体は変わりませんが、各地方の返礼品が貰える分がお得です。